酪農家4戸で有限会社を設立、生産基盤の強化図る －共同経営により、ゆとりある経営を実現－

摘要

私どもの酪農経営、興栄ファームがある西興部（にしおこっペ）村は、北海道の北部オホーツク海沿岸部のはば中央に位置し、海岸から30kmほど内陸に入ったところにある。 面積は約300km~2、人口約1200人で酪農と林業を主産業とし、厳冬期は－300c、夏は300cを越える日もあるほど、自然環境の厳しい山間地である。 私は昭和48年に高校卒業後、父親が経常する岩野牧場に就農、2年はど研修を積んだ後、50年に経営を移譲された。 15年後の平成2年にこれまでのつなぎ飼養をやめ、80床のフリーストール、ミルキングパーラー（ヘリンボーン6頭ダブル）を導入した。