英空母「アーク・ロイアル」ポーツマスに最後の入港!

摘要

英政府の戦略国防見直しにより，2010年末ないし2011年1月中の退役が決定した美空母アーク・ロイアルが，去る12月3日，最後の寄港地ハンブルクから，母港ポーツマスに帰着した。これが本艦にとって事実上最後の母港入港となった。写真はポーツマス港口進入時の姿。本艦は1985年11月就役だから，艦齢はちょうど25年で，しかも幾度も近代化改装を受けており1974年11月就役の護衛艦"ひえい"がまだ現役にとどまっていることを考えれば，予算削減のためとはいえ随分もったいない話である。今のところ海外から購入の引合いはない。満載排水量20，600トン。