オゾン発生方式の違いによる喫煙室脱臭処理後の臭気成分

摘要

オゾンを用いる脱臭器には放電式、紫外線式の2種類がある。オゾン発生方式によって喫煙室脱臭後の臭気質に違いがみられたことから、その臭気成分を分析した。喫煙室（45.7 m~3)に紫外線式オゾン発生器(XEFIRIA, O_3発生量1000 mg/h)、放電式オゾン発生器(GWD-1000FR, O_3発生量1000 mg/h)を設置し、それぞれオゾン発生を30 min行い、その後30 min放置した。処理前後の室内空気を吸着管（Tenax TA 60/80 150 mg)にサンプリングポンプ（GSP-400FT)を用いて、0.5 L/minで10分間捕集を行い、加熱脱着装置(TD)付GC/MSにて分析を行った。