●ザィリンクスとサムスン5G分野で連携強化世界規模の商用運用へ

摘要

ザイリンクス(米カリフオルニア州サンノゼ)と、サムスン電子(韓国•水原巿)は、5G(第5世代移動通信システム)分野での連携を強化する。その一環として、サムスン電子が進める世界規模の5G商用運用に、ザイリンクスの「versal ACAP」(写真)を採用する。Versal ACAPは、CPUに比べ10～100倍の性能を実現でき、GPUと比較しても処理性能が高く低消費電力を実現できる新型プロセッサー。AIの演算処理に活用した場合、最新の16nmプロセス製品に比ベ約20倍の性能向上が実現できる。また、同製品を活用した5Gリモートラジオヘッドほ、最新の16nmベースの無線と比較して4倍の帯域幅を備える。