資源総合システム AIST報告会で講演 国内100GWの導入主張

摘要

太陽光発電の調査·コンサルティングを手がける㈱資源総合システム(東京都中央区新川2-3-11、☎03-3551-6345)は、このほどAIST太陽光発電工学研究センターが開催した「成果報告会2013」で「太陽光発電の現状と新たな成長戦略」と題する講演を行った。国内の太陽光発電市場は、固定価格買取制度を追い風に非住宅向けシステムの導入が急増しているが、同社では、太陽光発電が基幹エネルギーとしての地位を確立するには1000GW以上の導入が不可欠と訴えた。講演した同社の一木修社長は「これまでは太陽光発電の市場を創る時代、技術を創る時代だったが、これからは市場を広げる時代、技術を高める時代に入った」と指摘。12年の世界導入量は31GWと引き続き高い水準を維持したものの、この1年で成長のスピードは鈍化レたと説明した。