三菱自動車と双日 フィリピンに投資 新車種生産へ105億円

摘要

三菱自動車㈱(東京都港区)と双日㈱(東京都港区赤坂)がフィリピンで共同展開している自動車生産•販売会社「ミツビシ•モーターズ•フィリピンズ•コーポレーション」(MMPC)は、同国の自動車産業育成政策「CARS Program」への参加を表明した。MMPCは、フィリピンの自動車市場の拡大に対応した生産能力を確保するため、本社および工場をリサール州カインタ市からラグーナ州サンタローザ市に移転し、2015年1月に新工場の開所式を行った。今後、CARS Programへの申請、フィリピン政府による認証を経て、17年初めから「ミラージュ」および「ミラージュG4」を新工場の生産ラインアップに加え、小型乗用車の市場ニーズに素早く対応できる体制を構築する。