サムスン西安工場に64層移管技術流出に懸念の声も

摘要

韓国サムスン電子は、中国陝西省西安市の3D-NAND工場に64層技術を移管し、2017年末から生産開始する予定だ。しかし、西安工場からの技術流出を警戒し、今後は技術をこれ以上移転しなくなるとの意見もある。 西安工場14年に24層の3D-NANDの生産を開始、月産能力を15年に6万枚、16年には10万枚に拡張して積層数も32層に引き上げた。16年中に48層への生産シフトに着手。17年前半は32層と48層の製造が混在していたが、17年6～7月に48層の生産移管を完了し、32層の製造を終息する見通しで、11.5万枚に月産能力を拡張する。