CO_2から液体合成燃料一貫製造プロセス技術の研究開発に着手NEDOが2テーマ採択

摘要

新エネルギー·産業技術総合開発機構(NEDO)は、CO_2を液体合成燃料に変換し、カーボンニュートラルな燃料を髙効率で製造する一貫プロセスを構築する研究開発として、1グループによる2テーマを採択したと2月22日に発表した。同事業では、製油所や工場などから排出されたCO_2を原料にして、再エネ由来の水素や電力と合成技術を組み合わせ、内燃機関向けの液体合成燃料を一貫製造する技術の確立に取り組む。このプロセスで製造した液体合成燃料は、将来的には自動車や航空機に供給していく計画であり、これにより温室効果ガスの大幅削減を目指す。