機械的刺激に応答 多色発光材料開発

摘要

千葉大学大学院工学研究科の矢貝史樹准教授らの研究グループはこのほど、「準安定状態」と呼ばれる、外部からの刺激の敏感な集合状態を意図的につくり出すという新たな概念により、「押す」あるいは「擦る」といった巨視的な刺激によって発光色が変化する有機化合物材料(メカノクロミック発光材料)の開発に成功した。