シンポから見えた日本の研究力 自由な議論のプラットフォームに 連載⑤ シンポを終えて

摘要

今回のシンポ、議論の内容はもちろん、運営においても参加者に好印象を与えたようだ。参加者からは「議論に加わりやすく、実り多きものとなった」、「あと10回くらいは続けて欲しい」との声が寄せられた。シンポの開催には、事前に『ニツポンの研究力を考えるシンポジウム(ScienceTalks)委員会』が設置され、日本の研究力の現状から、シンポでの議論の争点、運営のあり方等が議論された。そこで連載を終えるにあたって、委員会の委員長を務めた岸輝雄·物質·材料研究機構顧問に総括をしていただいた。また主催者側から委員会のメンバーで、シンポではモデレーター(バーテンダーの格好が板に付いた)を務めた小山田和仁·政策研究大学院大学専門職に、また湯浅誠·カクタス•コミュニケーションズ(株)代表取締役にそれぞれシンポの印象を語ってもらった。