ミトコンドリアが卵子の質を維持する仕組み解明 卵子の老化に関わる分子機構 久留米大、国立環境研の研究グループ発見 生殖医療への応用も期待

摘要

久留米大学分子生命科学研究所のな原直忠教授、国立環境研究所の宇田川理研究員らを屮心とする研究グループは、ミトコンドリアの形が卵子の成熟や老化に伴い動的に変化する仕組みの一端を解明し、このミトコンドリアの変形が卵子の質の維持に重要であることを明らかにした。卵子の老化に関わる新しい分子機構を見いだしたもので、今後更なる研究が進められることで、生殖医療への応用も期待できる。米科学誌カレントバイオロジー·オンライン版に9月26日掲載された。