マイクロバイオーム解析精度向上に貢献

摘要

産業技術総合研究所の関口勇地·産業技術企画調査員、トウールース•ディーター研究員らの研究ダループは、多種類の微生物種からなるマイクロバイオーム(複合微生物相)を世代シーケンサーで解析する際の人工核酸標準物質を開発した。例えばヽ人間の腸内のマイクロバイオームはヽ様々な疾患の診断用マー力ーや創薬のターゲットとして注目されてる。しかしながらヽ解析結果の信頼性や研究.検査機関間のデータの比較互換性-の低さが問題となっている。解析結果の精度を管理するための標準化等が各国で進められている。現在までに、様々なマイク口バイオーム試料に使える精度管理用の標準物質や、個々の解析ごとの精度管理ができる技術は開発されていない。