大学が持つビッグデータに期待

摘要

阪大では、20年度の北大阪急行線延伸に伴って「箕面船場駅(仮称)」の駅前に箕面キャンパスを移転することが決まっているが、新キャンパス等で実施する暮らしの空間デザインの実証環靈備費用も今回の取り組みに含まれる。暮らしの空間や働く空間における快適性を計測することが目的だが、情報系研究には大きなメリットだ。ビッグデータ解析やAI研究にとって最も重要なものはデータだが、多くの企業は共同研究を行っても生データは大学に出さない。情報の取り扱いには注意が必要だが、大学自身がビッグデータを持つことで、よりイノべーティブな研究が実施できるようになる。