深刻なマイクロブラ汚染全国河川の実態を解明理科大と愛媛大の研究グループ

摘要

東京理科大学理工学部の片岡智哉助教と二瓶泰雄教授、愛媛大学工学部の日向博文教授の研究グループは、日本全国の29河川36地点において、マイクロプラスチック(MP)の汚染状況に関して大規模調査を実施し、そのうち26河川でMPを発見したと発表した。河川流域の人間活動が活発なほど、河川のMP汚染が進行していることがわかつた。海洋のMP汚染の解決は、発生源である陸域におけるMPおよびプラスチックごみ対策が重要であることが浮き彫りになった。成果が国際科学雑誌「Environmental Pollution」ォンライン版10月29日号に掲載された。