省エネ新製品で集客 実演訴求から節電意識を喚起

摘要

[名古屋]東海•北陸地区家電量販店は今年、6月までは厳しい販売状況が続いたが、猛暑到来による夏モノ販売の活況、4K対応テレビの発売、新型iPhoneやタブレット、ミラーレス一眼カメラなど話題商品の登場で夏場を契機に来店客が増加し、秋—年末は前年を上回る順調な売れ行きを示した。不採算店舗の閉店の動きが見られる中、中型クラスの店舗規模で家電製品主体の展示に力を入れ、新規出店を行う傾向が強まった。ロボット掃除機やノンフライヤー、ティーメーカー、DCモーター扇風機など持ち帰りができる小型家電の体験実演で、来店促進と成約単価アップを図る姿勢も増えた。