中国ITサービス事業強化 広東合弁会社の経営権取得上海分公司設立

摘要

日立システムズは1日、中国のIT(情報技術)サービス事業の強化を目的に、現在49%を出資する広東華智立信軟件へ追加を行い、出資比率を90%へと引き上げるとともに経営権を取得し、日立系統(広州)へと社名変更したと発表した。併せて、上海地区での事業を拡大するため上海分公司を設立する。追加出資する広東華智立信は、日立システムズの持つ高品質なシステム運用サービスを中国市場に展開することを目的に、広東華智科技と共同で11年5月に設立した合弁会社。日立システムズは、意思決定と経営の迅速化、国内営業部門と設計部門との連携強化、中国でのITサービス事業の強化を狙い、今回の追加出資と経営権の取得を行ったとしている。