自動車向け材料生産能力を増強 三菱ガス化学

摘要

三菱ガス化学は新潟工場で、自動車向けトップコート塗料に原料として使用されるメタクリル酸グリシギジル(GMA)の生産能力を増強する。17年9月をメドに現在の年産3400トンを同6800トンまで拡大する。自動車向けのトップコートは従来主力だったアクリルーメラミン系塗料から、耐酸性雨性や耐擦り傷性を持つ塗料として、GMAを原料に使用する酸—エポキシ系塗料へと代替が進展。今後もトップコートは自動車分野で成長が見込まれる見通し。