教育•アウトリーチ委員会2012年度活動報告

摘要

2011年6月の地学教育のシンポジウムを契機として、2011年8月に2年間をめどとして特別委員会として設置された。今年度は、企画と合同で、熊谷大会での南極との中継、普及活動、11月の市民向けの巡検•ミニシンポジウムを行った。また、市民向けの普及•啓発活動とジォパークをテーマにして科学研究費補助金（研究成果公開促進費）2件に応募したが、不採択であった。さらに、学会としてジォパークをどのように支援•協力したらよいか、ジォパークヮ一キンググループ内で議論を行った。この2年間の活動を通して、学校教育の現場やカリキュラム設定、ジォパークをはじめとする生涯学習に、学会が貢献することの重要性があらためて認識された。これらは学会の行事•企画の活動と密接に関係することから、幹事会の行事•企画に本委員会を発展的に取り込んで、今後新しい常設委員会の設置が望まれる。