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業務用ビルを対象とした結露リスク評価に関する研究 気密性能および断熱性能の違いによる結露リスク評価

机译:气密性和保温性能差异对商业建筑露水凝结风险评估的研究

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摘要

本研究では建物内における気流移動を再現し,建物の全ての壁面•窓面において結露判定を行った。また結露に影響を及ぼすと考えられる窓サッシの気密性能,外壁·屋根·窓ガラスの断熱性能の違いによる建物内の結露リスクへの影響把握および結露リスク抑制の目安についての検討を行った。以下に本研究により得られた知見を示す。(1)Case-0では外皮負荷を大きく低減する仕様であるが,土の温度が位相の遅れの影響によって4 • 5月において10°C程度と低温になり,土への熱損失の影響により1階コア側において気温が低下し結露が発生する結果であった。地下に機械室を設ける場合や,地下ピットの深さ等の地階の取り扱いの違いによって1階における結露の発生状況が変わる可能性が考えられる。(2)気密性能変化の解析では最も性能の悪いA-1等級でのみ1~6階の全ての階のコア側で結露が発生した。「一般建築用」とされているA-2等級以上の性能のサッシであれば2~6階における結露の発生はないため,気密性能の変化による結露リスクへの影響よりも土への熱損失による1階の気温の低下の影響が大きいと考えられる。(3)断熱性能の変化が結露リスクに及ぼす影響が大きいことが確認された。特に冬期における最上階での結露が問題となるため,屋根面における断熱性能向上が結露リスク軽減に有効である。また窓面における断熱性能の向上が結露リスク軽減に有効である。(4)外皮性能の基準となる新年間熱負荷係数PAL*が基準値を満たす断熱性能であっても窓面と屋根面における断熱性能が不足すると結露が発生するため,結露抑制には屋根面と窓面には更なる断熱性能の強化が必要であることが確認された。(5)東京において,本研究で対象とした建物においては,屋根面の断熱材65 mm以上,外壁の断熱材25 mm以上,窓をLow-eガラスの2層ガラス以上とすると2~6階における結露が抑制された。(6)同様の断熱仕様であっても,結露が生じやすいコア側を南面に配置した方が日射の影響によりコア側の温度が上がるため,結露リスク軽減に有効である。また,本研究で解析対象とした建物および地域は1つであるため,気候条件の異なるその他の地域での検討,規模が異なる建物で同様の検討を行うこと,土への熱損失の影響による1階での結露の発生が問題となるため,地下の取り扱いについて検討を行うこと,空調機内における結露の発生も室内空気質の悪化に対して大きな影響を及ぼすため,空調機内を含めた結露判定を行うこと,壁体の吸放湿特性を考慮したより詳細なシミュレーションが今後の課題である。
机译:在这项研究中,再现了建筑物中的气流运动,并判断了建筑物所有墙壁和窗户上的结露。此外,我们调查了窗扇的气密性(据认为会影响结露)以及外墙,屋顶和窗户玻璃的隔热性能差异对建筑物内部结露风险的影响,并研究了控制结露风险的指南。这项研究的结果如下所示。 (1)Case-0是一种可以大大减少外部皮肤负荷的规范,但是由于相位延迟和土壤热损失,4月和5月土壤温度低至10°C。结果是温度在第一层芯体侧下降并且发生结露。可以想象的是,当将机房安装在地下室中时,或者由于地下室的操作差异(例如地下坑的深度),在一楼上结露的发生可能会改变。 (2)在对气密性能变化进行分析时,只有最差的A-1级,所有1至6层地板的芯侧都发生了结露。由于被认为是“用于一般建筑”的A-2级或更高性能的窗扇不会在2至6层引起凝结,因此土壤的热损失而不是由于气密性的变化而对凝结风险的影响。据认为,温度下降对二楼的影响是由于(3)已证实,绝热性能的变化对凝结风险具有很大的影响。在冬季,顶层的凝结是一个特殊的问题,因此提高屋顶的隔热性能可有效降低凝结的风险。而且,改善窗表面上的隔热性能可有效减少结露的风险。 (4)即使作为外皮性能的标准的新的年热负荷系数PAL *满足标准值,即使窗户表面和屋顶表面的隔热性能不足,也会发生结露。已经确认,窗表面需要进一步增强隔热性能。 (5)在东京,如果屋顶表面的绝缘层为65毫米或以上,外墙的绝缘层为25毫米或以上,并且窗户为两层或多层低辐射玻璃,则本研究覆盖的建筑物为2至6层。结露得到抑制。 (6)即使在相同的隔热规格下,由于由于太阳辐射的影响而使芯侧的温度上升,因此通过将芯侧设​​置在容易发生凝结的南侧,可以有效地降低结露的风险。此外,由于本研究中分析的建筑物和区域的数量为一个,因此在其他气候条件不同的区域进行研究,对不同规模的建筑物进行类似的研究,并且是由于热量损失对土壤的影响由于在二楼产生结露是一个问题,因此有必要研究地下处理,由于空调中结露的发生也对室内空气质量的恶化有很大影响,因此要确定空调中是否包含结露。考虑到壁的水分吸收和解吸特性,进行更详细的模拟是未来的课题。

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