Vr環境における運動想起を用いたbciシステムの構篵とcspによる被騳者の訓練負担輝減に関する研究

摘要

計測手法としてEEG（electroencephalogram:脳波）を採用した，運動想起を用いたBCI（Brain-rnComputer Interface）システムを開発した．従来のBCIシステムはその低信頼性とビットレートの低さから主rnにコンピュータスクリーン上での制御が行われてきたという問題点を挙げ，実世界でのアプリケーション構築のrn架け橋として，より実世界に近い環境のVR空間でBCIシステムが構築できるかを検証した．右手・左手の運動rn想起時の脳波は単試行で判別され，3人の被験者で平均80％程度の正答率が得られ，実物体制御への動機付けとrnでき得る結果が得られた．また，被験者の訓練の負担軽減の考察を行った．訓練されていない被験者に対し，正rn答率の向上・訓練負担軽減が可能であることをCommon Spatial Patternで抽出された空間パターンとSN比rnの推定であるr~2の分布を比較することにより示すことができた．