スト権スト

摘要

戦後の日本を統治したGHQの最高司令官マッカーサーは、昭和22年（1947年）2月1日に計画された全官公庁労働者の大規模ストライキ（2・1ゼネスト）の中止を指令。さらに翌年7月には公務員の争議行為を禁止する政令201号を公布し、その内容は同年に制定された公共企業体等労働関係法に引き継がれました。　以来、国鉄をはじめ3公社5現業の労働組合は争議権（スト権）の奪還を目指し、昭和光年（1953年）に公共企業体等労働組合協議会（公労協）を組織。遵法闘争等を繰り返し、争議権の付与を国に迫りました。