人物で知る日本の国土史

摘要

全時代、全地域を包括する歴史をrn「通史」と呼ぶ。通史は個別史の積みrn重ねによって確立されるが、土木史にrnおいて〝技術″地域″とともに重要なrn切り口の一つとして位置づけられるのrnが「人物」である。rn人物土木史の代表的著作としてrnは、平成2年度ならびに平成16年度rnにそれぞれ土木学会出版文化賞を受rn賞した『台湾を愛した日本人』（古川rn勝三著）、『土木人物事典』（藤井肇男rn著）が記憶に新しいが、土木にかかわっrnた偉人たち50人の生涯と彼らの残しrnた遺産の解説によって日本国土の成りrn立ちを読み解こうという本書『人物rnで知る日本の国土史』は新しい歴史のrn見方をわれわれに与えてくれる。