こども食堂の空間的課題からみた住宅地再生プロジェクト

摘要

貧困の子供に食事を提供する「こども食堂」が急速に全国に展開している。rn広がりのなかで貧困世帯にとどまらない多世代へ向けた支援により多様化してきている。しかし、認知度もまだ低く、食事の供給やサポート は個々の主催者に委ねられており支援の実態は把握されていない。本来のこども食堂の目的を果たしながら、支援活動·地域活動との結びつ きを強くしていくために基準となる設置条件、空間条件を検討するべきである。ここでは、長野市のこども食堂を対象に立地環境と施設環境 を調査、ヒアリングを行い現状把握と空間的課題を探る。