ウェアラブルカメラを用いた施工品質の管理技術の開発（その２）画像データに基づく出来形と移動経路の推定手法

摘要

現在の建築施工において、部材１つ１つの搬入から施rn工までの情報は記録されていない。設計から施設管理にrn至る品質を確保するためには、作業者１人１人の施工情rn報を記録することが重要である。rn図1 にはウェアラブルカメラにより作業者視点で記録さrnれた画像の活用例を示す。画像を記録することで、３次rn元形状を用いた出来形の確認1)や、作業者位置の推定、部rn材１つ１つの取付け状況を振り返ることが可能となる。rn更に蓄積したデータを人工知能で学習させることができrnれば、熟練者の作業をデータベースとして活用し、作業rnチェックも自動で行うことができるようになる。結果的rnに品質確保や工事管理の省力化・効率化に貢献できる。rn本報では、カメラから取得した画像データのみで屋内rn工事における部材の３次元形状と作業者の３次元位置をrn記録する手法について報告する。