サンボー・プレイ・クック遺跡群北寺院群における中央祠堂設計計画の研究

摘要

プレ・アンコール期を代表する遺構であるサンボ―・プレイ・クッrnク遺跡群は、カンボジア、コンポン・トム州に位置する大規模古代rn都市遺構である。当該遺跡群は真臘国の首都であったとされる「イーrnシャナプラ ( 伊奢那城) 」に比定される土地であり、都市、宗教施rn設群としての歴史的価値の高さから、2017 年にユネスコ世界文化遺rn産登録が為された。現在までにかけて、経年劣化や国内の内戦被害rnによって損傷した遺構の修復・保護計画が精力的に進められているrn一方で、建築学的な学術研究は未だ豊富とはいえない。本研究は、rn現地調査に基づいた実測図面から寸法値を分析し、祠堂の基本設計rn計画を明らかにすることを目的とする。