コープネット、桶川生鮮センター廃食油活用の発電機による実証ヤンマー製の25kW実証機/温水も有効活用

摘要

関東信越の6生協で構成されるコープネット事業連合は、ヤンマーエネルギーシステムと協力し、9月19日より生鮮品の加工施設である埼玉県のコープネットフーズ桶川生鮮センターで、コープネット事業連合が運営するスーパーマーケットの店舗などで回収した廃食油を利用したバィオデイーゼル燃料を使用し、自家発電装置の実証実験を開始する。コープネット事業連合は関東圏内の合計107店舗から廃食油を回収し、配達用のトラックの燃料などに活用している。2013年度は約292klの廃食油回収実績があり、その一部を発電機の燃料としても活用する。コープネット事業連合は、バイオディーゼル燃料発電のほか、物流施設での太陽光発電パネルの設置と固定価格買取制度による売電事業など、各種再生可能エネルギー導入を拡大している。