日本初のLNGフエリー投入と今後のさらなるフェリーの活性化

摘要

当社は、大阪湾を起点に、九州の別府湾(大分県)/志布志湾(鹿児島県)を結ぶ3航路6隻の大型フエリーを運航し、人の流れや物の流れを通して九州の経済や暮らしに関わらせていただいています。ただ、年初より拡がる新型感染症の影響は、フエリーにおいても深刻で、人流、物流、いわば地域を支える血流が滞る事態となっており、一刻も早い収束が迎えられることを願っております。当社は2023年の就航予定で、本邦初のLNG燃料フユリー2隻の投入を決定しましたので、その背景や狙いについて、フエリーの果たすべき役割を踏まえて述べさせていただきます。