がれき残渣の有効活用: アップサイクルブロック

摘要

UCBの技術開発においては，"盛土の中詰め材として適用可能な圧縮強度を有すること"，"長期耐久性を有すること"，"有害物質(重金属など)の溶出抑制効果があること"を確認し，平成26年2月に(一財)国土技術研究センターから建設技術審査証明(技審証第35号)を取得した。また，宮城県亘理町での復興事業で適用され，UCBを短期間で量産することに成功した。現在，さらなる適用拡大に向けて，放射性廃棄物のブロック化による有効活用を目指している。