ニューマチックケーソン工法による大深度立坑の築造について

摘要

本市の浸水対策は、全市域を対象に1時間50mmの 降雨に対応する施設整備を進めています。また、平成 12年の東海豪雨や平成20年8月末豪雨等で著しい浸 水被害が集中した地域や、都市機能の集積する地域を 対象に原則1時間60mmの降雨に対応する施設ヘレべ ルアップする「緊急雨水整備事業」を実施しています。 この事業により、名古屋地方気象台における過去最大 の1時間降雨量である97mmの降雨（東海豪雨時の記 録）に対して、床上浸水の概ね解消を目指しています。