中部電力が進ある電動マルチコプターの電力設備点検ヘの適用メガソーラーたけとよの上空を1機のドローソが飛んだ

摘要

3月6日，中部電力•電力技術研究所は，同社の「メガソーラーたけとよ」(愛知県武豊町，出力7,500kW)の設備を使いドローン(電動マルチコプター)による太陽光モジュールのホットスポット(異常過熱箇所)の点検作業について，フィールドテストを実施した。メガソーラーたけとよに設置される太陽光モジュールは39,168枚，モジュール以外の設備も設置されているため，点検を行うエリアは約90,000m~2近くにもなる。赤外線サーモカメラを搭載したドローンを使い，上空から一度に広い範囲を撮影することで，これまで3人の点検員が赤外線サーモカメラを手に2日をかけて実施していた点検作業を，半日程度に短縮でき，人員も2名程度で+分対応が可能だという。フィールドテストを終えて見えてきた課題もあるが，ホットスポットの観測結果も良好で，メガソーラーの点検作業へのドローンの活用にめどをつけた。