立地適正化計画における公共交通の計画手法に関する研究

摘要

人口減少や少子高齢化が進むわが国において、コンパクトな市街地形成による持続可能なまちづくりが求められている。その主要な政策の一つとして、2014 年8 月に改正都市再生特別措置法が施行し、立地適正化計画が制度化された。この中で、利便性の高い公共交通で結ばれたコンパクトなまちづくりを目指し、公共交通沿線に市街地を誘導するために、地域公共交通施策との連携が求められている（図-１）。