『Demon's Souls』の伝統を次世代機パワーで再構成

摘要

PlayStation 4の発売から1年あまりが経ち、ゲーム開発の基準が急速に変化しつつある。その中でもフロム•ソフトウェアの『Bloodborne』は、数々の点で"次世代機対応ゲームはかくあるべし"という理想を体現した作品だ。本作は、『Demon's Souls』(PS3、2009年)、『DARK SOULS』(PS3、2011年)から連なる「ソウル」シリーズのアクションRPG最新作。開発期間は企画の起ち上げからおよそ4年。当初よりPS4専用として開発が行われ、最大で150名以上のスタッフが制作に関わったという超大型タイトルである。