デリカD：5 「ミニバンの優しさ」と「SUVの力強さ」を融合

摘要

13年ぶりにフルモデルチェンジしたデリカのボディを見て最初に感じるのは「今回は，無理のないバランスの取れたボディサイズになったな」ということだ。これは，やや過酷な言い方かもしれない。だが，従来の4代目デリカのボディラインには，かなり無理があったことは，多くの人が認めるところ。2060mmの全高と1695mmの横幅では，あまりにもアンバランス。これは，小型車としてのバン登録を考慮してという理由があったにせよ「ヨッコラショ」という感じで運転席に乗り込まなければならなかった乗降性は，決して快適なものではない。