アウトランダーPHEVがマイナーチェンジで夏休みデビュー!？

摘要

"アウトランダーPHEVは素材もバランスもよし"。これは2013年2月に先代モデルに試乗し、自社WEB向けに書いた原稿のタイトル。読み返すといいクルマなんだけど演出が足りない……、というようなことが書いてある。そういう声が多かったのか、このマイチェン版では顔が随分厳つくなつた。軽自動車でいう"カスタム顔"だ。しかしこれ、元々大人しい優等生が夏休みデビューしちゃったみたいな違和感で、失礼ながら個人的には"やらなきやいいのに……"と11ってしまった。でもこのあたりの三菱の不器用さ、実はキライじやない。乗り味は相変わらずよかった。白眉は高速道路の中速コーナ—で、重心が低く接地感があり、エンジン+モーターのカ強さと相成って、新しいものに乗っている感が強い。エンジンブレーキならぬ回生ブレーキはB3→B5とあるが、先代ではあまり効いている感じがしなかったので、進化のポイントと受け止めたい。