戦後モータリゼーションの歩みと共に 山口京一の自動車見聞録

摘要

半世紀後の再会であった。といっても、ブルーレイ画面の上だ。1966年ジョン·フランケンハイマー監督のモーターレーシング映画傑作、『グランプリ』中、レース前夜モナコのパーティシーンでポール·フレールは、偉大なる世界チャンピオンドライバー、ファン·マニュエル·ファンジオとともに本人役で出演し、イヴ·モンタン扮するフェラーリ·ワークスドライバーと歓談していた。1966年モナコGPは、F1规則が1.5リッターから3.0リッター·フォーミュラに変わった最初のレースで、私はモナコに取材に出かけた。予選では、ヘアピン内側のプラットフォームでカメラ助手と順番を待っていた。その時目があったのが突端にいたポール·フレールで、知己はなかった。「ボンジュール」とだけ挨拶。彼、笑顔で返し、なんとファンジオとともに場所を替わってくれた!