北海道余市エコカレッジ6年の歩み

摘要

かねてからの友人だった坂本純科さんが世界各地のエコビレッジに滞在し、さまざまな学びを得て帰ってきたのは6年前。エコビレッジ体験塾という取り組みから発展して、フィールドも余市に移してエコビレッジ活動が本格稼働し始めて今年3年目の春を迎えた。最終目標のエコビレッジの建設プロセスで、最初のマイルストーンを学びや交流の場(=エコカレッジ)に定めて、各種教育や交流プログラムを実施している。私は、オフィスシェア仲間でもある彼女の活動をそばで垣間見つつ、気持ちはいつも応援団のつもりでサポートさせてもらっている。昨年秋には、念願だった学び舎の建設が叶った。藤野で里山長屋暮らしを実践されているビオフォルム環境デザイン室の山田さん小樽で設計活動されている、風のふ設計室の今井3んと、幸にもチームの一員としてかかわることができ、建設工事にも出来る範囲で参加させてもらった。