(353-0335)レーザー積層造形法により作製したAl-Si-Mg-Mn 合金の組織と力学特性

摘要

近年、複雑な三次元形状の造形を可能とする金属粉末積層造形法が新たな造形法として注目され、様々な金属への応用が始められている。積層造形用のアルミニウム合金としては、Al-10Si-0.3Mg 合金が広く流通し使用されている。積層造形材の用途拡大のためにも、さらなる高強度化が求められており、様々な取り組みがなされている。本研究では、レーザー積層造形法によるアルミニウム合金造形体の高強度化を目的としてAl-Mn-Si 合金にMn を添加した合金粉末を作製し、その力学特性と組織について調べた。