負極性パルス放電による超臨界二酸化炭素内の衝撃波に関する研究

摘要

著者らは、超臨界二酸化炭素内で針対平板電極に負極性パルス電圧を印加し、シュリーレン法を用いて発生した衝撃波の様相を観測することに成功した［1］。その後著者らは、液相及び超臨界相の二酸化炭素中において、単発のパルス電圧印加にもかかわらず多層構造を持つように見える衝撃波を観測した。また、より詳細な衝撃波構造の解明のために、マッハツェンダー法を用いた観測にも成功したため、本稿ではシュリーレン法と比較検討した結果を報告する。