中学校の運営方式に関する研究13年度途中に教科センター方式に移行した教員の居場所と行為の変化

摘要

各業務や教科MS、教科ST の位置によって、居場所を使 い分けていえることがわかった。 執務内容によらず、主たる執務場所は教科 ST を利用し ている教員が多かった。一方で教科MS では、生徒の対応 で利用されることが多く、相談室よりも多く利用されて いる点、教室やHB などの生徒の生活の場の近くに配置さ れている点から、より身近に利用している様子がうかが える。また、業務の内容によらず、印刷室での利用が多 く見られた。全員が着席できる校務センターを持たない 教科センター方式中学校において、そうした室の計画が 重要であると言える。