RDEを用いたガスタービンエンジン開発に向けての研究

摘要

爆轟（デトネーション）は，1990年代以降，エネルギーを 供給する方向の研究対象として実用化に対して研究が始めら れ（爆轟の応用の概念と初期研究は1960年代には始められて はいるが），間欠爆轟エンジン（パルスデトネーションエン ジン：PDE）そして回転爆轟エンジン（ローテーティングデ トネーションエンジン：RDE）の開発が進められてきた。こ れらのエンジンによるサイクルはハンフリーサイクルと言わ れ，増圧燃焼（Pressure Gain Combustion）を示し，従来のプ レイトンサイクル（ピストンエンジンやタービンエンジン） よりは，増圧効果により熱効率が15～20％良いという理論結 果が出ている。