エレクトロスピニング法で作製したポリイミドナノナノファイバーコンポジットに関する研究

摘要

エレクトロスピニング法を用いてナノファイバーを作製する研究は非常に広範囲に実施されている。それらの用途はフィルター、細胞用足場などがすでに実用化に向けて取り組みが進hでいる。一方このナノファイバーを補強剤として利用する取り組みはあまり進捗が見られない。しかしそれでもナノファイバーの中に CNT を含有させる研究は多くの注目を集めている。その理由はエレクトロスピニング法が湿式紡糸であり、CNT も溶媒中に0.5～3.0wt% 程度分散させた液として市販されているので、CNT と同一溶媒に可溶なポリマーを用いてエレクトロスピニングがすぐに実施できるメリットがある。さらには CNT 含有ナノファイバーを撚り糸として延伸することで CNT が高ニング法によるナノファイバーがナノコンポジッ度には配向させることが可能である。このようにエレクトロスピトの補強剤になる可能性は十分にあるといえる。我々は補強剤に用いる繊維としてm-アラミド、ナイロン、ポリイミドに注目した。