資材情報化による建築内装材の解体システムニーズの整理とシステム構想の提案

摘要

本研究は、NEDO の戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクトの「建設系産業廃棄物処理RT システム開発」のテーマとして、名城大学、大阪大学、産業技術総合研究所、清水建設で取り組hでいる。解体と分別の同時処理を可能とするために、ID タグを用いた廃材情報化技術を開発する。また室内作業の機動性と汎用性を考慮し、アクチュエータの水圧化による清浄性と省エネルギ性を実現するミニパワーショベルをベースとした解体作業用ロボットや、作業支援のための簡易作業教示法、及び人の高度な判断機能とロボットの動作とを効果的に協調させ、解体作業を効率的に行うシステムを構築する。