シミュレーション·ツール デザインBECSの機能と役割（2）コジェネレーションのための給湯および電力負荷

摘要

前報でデザインBECSにおけるコジェネレーション一の位置付を行った。今まで、これらを扱う場合に使用されていた給湯負荷や電力の算出は統計値等を処理して、使用されていた。たとえば、ホテルにおいては、シティー、ビジネスの違いや、そのホテルにどh程度の規模の宴会場があり、レストラン系も規模や内容が不明であり、かつまた、温水プール等も含まれているのか不明であった。かつ、電力も空調電力でVAVが採用されている場合ではどのように検討すればよいのか不明であった。デザインBECSでは設計された条件の入力（照明密度や機器発熱、人員密度、外気量）で、計算（負荷計算、システムシュミレーション）できることとBECS/CEC/ACで扱える空調機器が取り扱える利点がある。コジェネレーションの解法にはこの電力と給湯負荷の詳しい変化状況のデータが必要になる。詳細の程度は解析的にどのようなものが要求されているかによって異なるが、BECSと同程度の時間間隔データである1時間値(年間8760時間分)が必要になる。