構造コンクリートの凍結融解作用による劣化指数と強度割増し係数の定式化に関する研究

摘要

さらに本報では表面欠損率·圧縮強度·相対動弾性係数間の相関関係、かつまた、限界相対動弾性係数β_b＝60％は限界表面欠損率α＝8.0％に相当することをはじめて論じている。このような指数は、表面欠損率が質量変化に比し、高い組織敏感性となることを示している。加えて、構造コンクリート強度の割増し係数が耐久性劣化を考慮して定式化された。