ラジカル活性乳酸リンゲル液で処理されたメラノーマ細胞におけるカスパーゼ依存性アポトーシス

摘要

近年、プラズマを用いた農業・医療分野への応用技術が盛hに研究されている。プラズマ活性化乳酸リンゲル液（PAL）は正常細胞に影響を与えず、様々ながh細胞を選択的に不活化し得ることが報告されている。[1] しかしながら、プラズマのどの因子ががh細胞に影響を与えるのかは明らかにされていない。そこで、我々は電気的に中性のラジカルに焦点を当て、中性ラジカルのみをサンプルに照射すことができるラジカル源を開発した。以前の研究では、ラジカル活性化乳酸リンゲル液（RAL）を用いて正常細胞を死滅させることなく、メラノーマ細胞B16-F10のみを選択的に不活化することに成功した。本研究では、RALで処理されたメラノーマ細胞におけるcaspase-3の活性測定を行った。