メタルボンド付き継目板の開発

摘要

今回開発したメタルボンド付き継目板は、従来のレールポンドの持つ弱点を解決し、更にその性能 もほぼレールポンド並みとすることができた。今後、本設備の導入により軌道回路障害事故の減少及 びメンテナンス費用のコストダウンが図れるものと期待している。なお現在、東海道本線小田原·熱海間及び東北本線仙台付近における営業線上の計100箇所にお いて、本継目板を試み使用中である。施工状態及び電気抵抗値に大きな変動が認められなければ、来 年度より実用化に向けて展開の予定である。最後に、本設備の開発にあたり御協力いただいた関係各位の皆様方に、この場を借りて深くお礼申 し上げます。