「トンネル内作業用無線システム」の開発

摘要

JR東海の静岡支社管内には、東海道本線の熱海·函南間に長大トンネルで ある丹那トンネル（7.8km)がある。以前から、「作業用無線の通話距離が短く、使い難いのでなhとかならない か」、また、「函南駅の社員からトンネル内で作業している社員に連絡をとる 方法はないものか」という声があった。そこでトンネル内のどこにいても通話 可能な新しい作業用無線システムができないかを検討した結果、今回実用化に 至ったのでシステムの開発経緯並びにその成果について紹介する。