都市開発事業地区における防犯まちづくりに関する地域住民の評価:市川市・稲荷木小学校区におけるケーススタディ（その１）

摘要

防犯まちづくりの実施にあたっては、地域特性を踏まえつつ、包括的な視点から計画的に進めることが重要とされているが、犯罪不安の高まりから緊急対応に迫られ、その地域固有の問題やニーズを十分に把握せず、パトロールや監視カメラ等、防犯に特化した取組みが先行してきた傾向がある。