住宅の長寿命化とその学習の機会に関する研究:大学生の意識を通じて

摘要

日本の住宅は、居住者が変わるたびに、建てては壊し、壊しては建てるということが繰り返されている。「家とはそhなものだ」と、多くの資源やエネルギー、生涯収入の大部分が一世代限りの住宅に注ぎ込まれてきた。しかし、今後の低成長な成熟社会では、まだ利用価値のある住宅を使い捨てていくことは、非合理的であり、住宅・街・住文化の醸成を目指すことが望まれる。