歩行空間における音環境のデザイン: 視覚障害者と晴眼者の捉え方を比較して

摘要

本研究では、音環境について視覚障害者と晴眼者の捉え方を同時に対象とすることで、両者が共生する都市空間の音環境のあり方について検討を行った。その結果、両者の音環境に対する意織程度や利用に違いはあるものの、求められる方向性には同じ部分も多くあることがわかった。音環境の意味性と、場所の想像しやすさ、わかりやすさを高めることが視党陣害者、晴眼者問わず快適な音環境のデザインに重要な視点であると考える。